あど親父退職の話から1年も放置してしまいました。
あいもかわらず ゆるり暮らしております。
さてもう半年、そう東日本大震災の数週間前のこと。
諸々苦労しながらも一生懸命に、大切に育ててくれた
わが両親に
「ありがとう」と「おつかれさん」を伝えたくて
メシ行ってきました。
(いかにも最近行ったように記しますが、実際は2月26日の話ね)
東京タワーは子供のころによく連れていってもらった思い出の場所。
ナントカと猿は高いところが好き。
あども高いところが好き。
子供の頃は階段で展望フロアまで昇ったものです。
今日は思い出の東京タワーを見上げながらの食事。
晩ご飯には少し早い時間で予約して
日本酒をやりながら薄暮れにゆっくりと料理を楽しむ。
毎朝3時には起きて仕込み、夜8時に店を閉めて寝るのは12時。
小さな和菓子屋は それでも生活するだけで精一杯だったね。
あど母は「結婚するならサラリーマンにしなさい。」
それが口癖だった。
あど親父はなんだかプライドは高い人で「一軒家から嫁にだしたい。」
(その頃は店舗付き住宅の3軒長屋に住んでいた)
よく言っていた。
思い出話を楽しんでいると副支配人が挨拶に顔を出してくれた。
「本日はおめでとうございます。」
そう言って一輪の花を
親父にプレゼント。
この花がね、とても機能的で。
すれ違うスタッフ皆から
親父「おめでとうございます」と言われるわけ。
花=祝い のアイテムなんだね。
ほろ酔い加減で土産処をのぞいていると副支配人がお見送りに出てきてくれ
そのまま車寄せまで見送ってくれた。
親父はそれが余程嬉しかったらしく
副支配人とともに庭園を歩きながら東京タワーを見上げ
何度も 何度も 何度も
そうか、こういうことか。
俺の人生にこんな場面が待っていたか。
しみじみ呟いた。
そんな親父と母の顔をみていたら、ほんの少しだけど
親孝行ができた気がしてちょっとホッとした。
何十年ぶりかに昇った東京タワーの展望台から
両親とうかいを見下ろしながら
なんだかお互いえらく歳をとったもんだと笑った。